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本居宣長記念館

伊勢に向かふ途中で松阪駅で下車した目的は、本居宣長記念館を訪ねるためである。
八雲神社参拝後、徒歩10分から15分のところに本居宣長記念館はある。記念館には、『古事記伝』の版本や『玉勝間』、宣長像、たくさんの種類の鈴が展示されてゐた。

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そして、資料館の隣には本居宣長旧宅「鈴屋」がある。中に入ることもでき、一階は部分は靴をぬいで上がることもできる。しかし、宣長が書斎とし、鈴を鳴らしながら学問に打ち込んだ二階部分の「鈴屋」には保存の関係上行くことができない。なほ、一階には「もとの階段」といふのがある。受験生たち、特に医学部を志す受験生たちが宣長の学問の徳にあずからうと、この「もとの階段」を触りによくやって来るさうである。これは、僕が行った時に僕の他に二人の観覧者がをり、その二人の観覧者に地元人か記念館関係者が話してゐたのを、僕も一緒に聞いたのである。

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八雲神社

 本年は、伊勢の神宮第62回式年遷宮の年である。内宮は10月2日、外宮は5日と治定された遷御の儀までもいよいよ2ヶ月と少しとなった7月26日から、お白石持ち行事が開始され、僕は2日目の27日にお白石奉献に参加した。
 そこで伊勢に向かったのだが、本居宣長記念館に立ち寄るために途中の松阪駅で一度下車した。
 そして、まづは松阪駅近くの八雲神社に参拝。

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 八雲神社のご祭神は建速須佐之男命(スサノヲノミコト)と櫛名田比売命(クシナダヒメノミコト)。この二柱の神はヤマタノオロチ退治で有名である。

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山の辺の道

狭井神社から山の辺の道を歩いて桧原神社を目指す。

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大神神社から山の辺の道を歩いて最初に見つけたのは、狭井川の近くにある「狭井河よ雲立ちわたり畝火山木の葉騒ぎぬ風吹かむとす」といふ伊須気余理比売の歌碑。「万葉歌碑めぐりロマンラリー」と書かれてゐるが、この歌は万葉集ではなくて古事記の歌である。

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次の歌碑は額田王の歌が万葉仮名で刻まれてゐる。
「味酒三輪の山あをによし奈良の山の山際にい隠るまで道の隈い積もるまでにつばらにも見つつ行かむをしばしばも見放けむ山を情なく雲の隠さふべしや
反歌
三輪山をしかも隠すか雲だにも心あらなむ隠さふべしや」。

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 そこから少し歩くと雲行きが怪しくなつてきて、ぼつりぽつりと小雨が降つてきたので少し先を急ぐ。次に見つけたのは「山吹きの立ちしげみたる山清水酌みに行かめど道の知らなく」といふ高市皇子の歌碑。小さい歌碑で、影で薄暗くなつてゐる場所にあつた。
そして桧原神社の手前に柿本人麻呂の「古の人の植ゑけむ杉が枝に霞たなびく春は来ぬらし」といふ歌碑が建立されてゐた。
 桧原神社を参拝すると雨が本格的に降つてきた。

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これで今回の大和吟行は終了した。

三輪山

綏靖天皇御陵のあとは、三輪山へと向かふ。
三輪山の麓に鎮座なされるのは大神神社。6月の大祓がちかいからだらうが、大神神社の拝殿前に茅の輪が置かれてゐたので茅の輪をくぐる。そして参拝。大神神社には本殿がなく、山そのものが御神体といふ古来からの形式を残してゐる。

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大神神社の横には狭井神社が鎮座なされてゐる。この神社のご神域には、三島由紀夫が『豊饒の海(ニ)奔馬』を書くにあたり大神神社を訪れた時に揮毫した「清明」の碑がある。

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狭井神社には、三輪山から湧き出てゐる御神水が飲める。
そしてその近くに三輪山への登り口がある。御神山には自分でお祓いをしてから登る。

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畝傍山

6月23日、吟行の2日目は橿原神宮の正式参拝からはじまった。

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橿原神宮付近の杜は自然のものではなく、人工的につくられたものらしい。人工と言っても、自然からかけ離れたものではない。全くの自然でもなく、西洋のやうに自然とかけ離れた人工でもない。かういふ神と人との共同作業こそが日本のかむながらの道といふのであらう。
橿原神宮の正式参拝後は、広い神宮のご神域を北に進み、神武天皇御陵に向かふ。

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神武天皇御陵参拝後は、神武天皇御陵の隣の第二代綏靖天皇御陵に参拝。

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橿原神宮、神武天皇御陵には何度か参拝したことがあるのだが、綏靖天皇御陵への参拝は今回が初めてだった。
江戸時代には、この御陵が神武天皇御陵とされてゐた時もあったやうである。

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