スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

国宝 大神社展

上野の東京国立博物館で開催されてゐる「国宝 大神社展」に行く。

250421.jpg


 日本人は、信仰を、美意識を、どのやうにかたちとしてあらはしてゐたのかと考へながら見てまはると面白い。
 現代人は、文字のなかから文化を読み解かうとしてしまふが、それでは文字がなかつたころの文化を知ることはできない。しかし、文字だけではなくて、かたちある造形物から文化を読み解くこともできるはずである。
 大神社展の作品はすべてが信仰と深く結び付いた作品で、日本人の信仰や美意識を知るにはとても有意義である。今回のメインは神像である。このほかにも興味深い作品がいくつもあるが、ここでは数点だけ紹介したい。

 大神社展では鏡が多く出品されてゐる。どれも植物や動物などが描かれた文様がある。この鏡は現在の鏡のやうに顔などをうつすためのものとは考へられない。鏡の語源は影見であり、たましひを映し出すものであるといふ。古代人は鏡によつて、たましひを捉へようとしてゐたのではないだらうか。

 京都の出雲神社が所蔵してゐる「出雲神社牓示図」や、豊国神社が所蔵してゐる「豊国祭礼図屏風」には雲らしきものが多く描かれてゐる。それは、日本人は雲を通して、雲の向かう側に神を見るからであらう。
スポンサーサイト

コメント

 

コメント

 
管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

Powered by FC2 Blog

FC2Ad


Copyright © 大和国原 All Rights Reserved.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。